Clay.

蝶のように舞い蜂のように刺してはてなブログみたいに考えグーグルプラスみたいに生きたい

ほん

「洞窟ばか」吉田勝次

とてつもない努力で労力なのはもちろんだけど、結果論、成功するまでやったから、成功したから話せてる感は否めない。途中、とんでも我が儘野郎やんと思うこともしばしば。結果よければ全てよしか。努力はそうでしょう。労力もそうでしょう。そうなんだろう…

「ナポレオン狂」阿刀田

Kindleセールをきっかけに買ったけど面白かった!最初は一風変わった面白話かと思ったけど、結構毒が効いてるのね。久しぶりに良い買い物したかもしれない。気分転換ありがとう。

「嫌われる勇気」岸見一郎、古賀史健

有名だから一度読んでおこうかと。ある面では納得だけど、本当にそうか〜?という場面もしばしば。青年の言葉にいちいち、め、めんどくせぇ…と思ってしまうのも、わたし若いな〜と読んでいて思った。

「red」島本理生

これ読んで面白いって言ってた先輩はもしや憧れてるんとちゃうか?夢、妄想爆発、最初からスペック最高、の女バージョンかな。ああ、そう、わたしを、見て欲しいよねとか思って号泣して読んでた私も私だと思った。かなしい。

「仕事を楽しむ整える力」 樫野 孝人

ひとつの方法論かもしれない。自己管理のノウハウがあるかなと思って読んだけど、もっと幅広かった。応援ソングや音楽の力を使ったり、実績を数字で数えるようにして自分を律するのはなるほど。できんの?できないかも。いしよわ。相変わらずやる気のある無…

「熊の場所」舞城王太郎

短編が3つ収録されている。でも最後のやつは最後まで読めなかった。この本が好きな人はきっと味わって読めるんだろうな。わたしには全部胸糞だった。人間のどろどろの何が良いんだ。最後の話は特に、こんな女いてたまるかって思って読み進められなかった。…

「ザ・メンタルモデル」由佐美加子・天外伺朗

読み物として面白かったです。

2024年 読んだ本

〜2024年 読んだ本〜 「怒れない私のためのきちんと怒るための練習帳」安藤俊介 「HELLO WORLD」野崎まど 「カエルを食べてしまえ!」ブライアン・トレーシー 「反応しない練習」 草薙龍瞬 「すぐやる人のノート術」塚本亮 「境界性パーソナリティ障害をもつ…

「鳥井信治郎伝 美酒一代」杉本久英

先に「やってみなはれ みとくんなはれ」を読んでしまったので、やってみなはれが砕けた感じだった分、こちらはだいぶお堅い感じに感じる。めっちゃ立てるし、文章は慣れないし。ただ1966年の本というし、伝記なので仕方ないのかもしれない。色々と綺麗にまと…

「感情の整理ができる女は、うまくいく」

電話したあと覚醒しちゃって眠れなくて読んでた。今年中に今年中の垢は読み終えたかったから、読み終えられてよかった。ちなみに結局眠れてない。内容としては、方法論は使えるところもあるかもだけど、「疑わなければ、奇跡さえも起こせるはずです。」「感…

「夫の年収を2倍にする奇跡のほめ言葉」徳間書店

コミュニケーションの参考になればと思って何か少しでも役に立つことがあればと思って読みだして、読み終えた。よくやった。読みながら、いや自分結構頑張ってるやんと思ってボロ泣きしたり、本音と建前を使い分けろ思ってなくてもふりをしろとか、吐き気が…

「幸福のための人間のレベル論」

なんていうんだろう、全てのことは自己責任だから後悔しないように選びましょうというのはとてもわかる。あとはだいたいあなたの感想ですよねみたいな感じ、答えが欲しい人に向けて答えをあげますよみたいな喋り方で情報を与えているビジネスみがある。それ…

「寝取られ願望を持つ男性」みんなのこころ出版

本の7割方、だいたい三つの論調をひたすら繰り返している。 1過去のトラウマを癒す目的で 2心理的安全な状況下での痛みの再現とコントロールができると 3癒しとか成長になる。あとパートナーとよく話し合って同意した上じゃないといけないから、信頼の強化に…

「フェルメールの憂鬱」望月諒子

文章の癖の好き嫌いというのは様々だよね。個人的には読ませる小説家の文章という印象ではなかった、ラノベかなみたいな文の作りがたまにあったり、読むの大変でした。演出が派手で映画化狙ってるのかな?って印象。面白いは面白いけど…。途中で急にウィキペ…

人が離れて 人を離して 人が亡くなって

これは愛ではない――だが彼女は私にとっては重要な存在だ。彼女が出かけているときはいつも廊下をやってくる彼女の足音に耳をすませている自分を発見する。 チャーリイはわれわれを監視することをやめた。肝腎なことはフェイが頭がよくて、他人にやさしいこと…

赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア(白川美也子)

読み終え。やはり理屈でハウツーとして実践しようとしても仕方ない。ゆるゆると、長い旅。それは回復を信じるけれど、回復のために頑張って実践する、というのとは少し違う。敷かれた道の通り進めないことも多いでしょうから。だから、あなたが「諦めてる」…

カラスの教科書 雷鳥社

なんだか思われているほどずる賢くない?テレビの煽りすぎってことかな。これを読んで以来見かけたカラスがハシボソがハシブトか見極めようとするようになりました。住んでるところのゴミ袋、黄色だけど、意味ないんだなーとか。日常の見方が変わるのは楽し…

「その生きづらさ、発達性トラウマ?」

理論の本は別冊の方が面白い。不適切養育の例などあるので、当事者で悩んでいる人向け。以前、認知症の人向けのセラピーで1〜2秒かけて手を撫でるのを知ったけれど、科学的に裏付けがあるのだと分かって面白かった。手続き記憶を乗り越えるために体に新しい…

「境界性パーソナリティ障害をもつ人とどう話したらいいですか」ジェロルド・J・クライスマン

長くてよみ終えられるかなと思ったけれど、少しずつ、近づいていく気がして、寂しい時に読んでいた。私にとっては自分にかけたい言葉がたくさん載っていて、最強の自己啓発本って感じ。ああこんな風に接してくれるひとがいたら、あるいは、こんな話を一緒に…

「すぐやる人のノート術」塚本亮

ノートとか、フレームワークとかの、カタログが欲しいね。この本のサイズくらいで。ないんかな。

「反応しない練習」 草薙龍瞬

多分作者の名前、ペンネームだよねえ。すごい強そうな名前。内容を集約すれば、素直になると自分が楽に生きられる、自分の心の状態を理解する、身体感覚に目を向けて呼吸、散歩、目を瞑る。過去を引きずるというのは、仏教的には記憶に反応している状態、と…

「カエルを食べてしまえ!」ブライアン・トレーシー

良書だった。読むとやる気がでる。ポスターにして部屋に貼りたい。結構まじで。

「HELLO WORLD」野崎まど

後半で絶望に絶望を重ねたあたり、三体かよ、というツッコミが入る。最終的にハッピーエンドでよかった。自分でノート作っていこうね。

「怒れない私のためのきちんと怒るための練習帳」

実践ワークというよりは考え方の本だった。自分の場合は、自分の理想は何か、どうしたら満足なのかがはっきりしないのが問題になるのだろうなというところまではわかった。知らないよ。何もかも。必要としてくれる人のところに行きたいだけ。役に立って、自…

「思考の整理 全技術」生方正也

悪口を書くのはプロじゃない(まあ元々プロではないが)から書かないけど、この手の本はロールプレイとかワークができるような構成でないと自分には向かないなと思いました。結果論でエッセンスだけ連ねられてもねえ。実践的ではないよね。でもいちおう役に立…

2023年 読んだ本

美しき愚か者たちのタブロー 原田マハ SENSE 堀内慎之介 吉岡直樹 魚河岸ものがたり 森田誠吾 インプロであなたも本番に強い人になれる インプロ・ジャパン 私は誰になっていくの? クリスティーン・ボーデン マンボウ人間博物館 北杜夫 イニシエーション・…

原田マハ「ユニコーン」

15世紀のタピスリーってことは、テーブルマナーが16世紀だから、まだギリギリ手でご飯を食べてた時代かな、と思ったが、調べ直したらどうやらイタリアからフランスに嫁いだ人がテーブルマナー本を出したのが13世紀なので、この頃にはきっと食器でご飯を食べ…

東野圭吾「超・殺人事件」

作家ならではの苦笑いネタが題材になっており、きっと作家さん同士で読んだらあるある〜って話になるのだろうなと思った。ちょっとうさんくさい感じとか、皮肉めいたユーモアが入っていて、星新一のショートショートばりに気軽に読める。特に最後の超読書機…

「美しき愚か者たちのタブロー」原田マハ

やっと読み終えた。前半40%くらいは同じことをずっと言っていて読むのが辛かったけど、全体を通すと国立西洋美術館に行きたくなったり、ジヴェルニーに行ってみたくなったり収穫はあった。調べたら九州にモネの庭を模した施設があるらしいので、先にそこに行…

「続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」

毎日毎日 私は悪くない とか 私はだめじゃない と思い聞かせていたときに、たまたま電子図書館に載ってたから気軽に借りた。刺さる言葉もあれば刺さらない言葉もある。刺さる言葉だけ役立てればいい、そういう本だった。