三体 死神永生の下巻を読み終えた。
以下ネタバレを含む感想です。色々書いてますが別に嫌いじゃないです。
この本を一言で表すなら「上げて上げて上げて↑↑↑激落とーーーす↓↓↓↓、、、と思いきや急に来るラノベ」
当方SFはスタートレックとB級映画と攻殻機動隊と星新一くらいしか馴染みがないですが、三体…おそらく色んな夢を詰め込んでるんだろうなという感じがします。
▼ここが厨二ポイント!
なんかこう、美人の女の子に殺戮させるのが好きだなって思いました。あと、大量殺戮はとにかく派手に!どどんとどでかく!!!みたいな。映え重視??
▼物語を六割くらい読むと
それまで長々と?淡々と?敷かれていた伏線、六割くらい読むと一気に色々分かってくる、これは面白かった。
▼七割、八割、読み進めてきた。そして真相は…!?
真相、ないんかーい。(いやあるけど)
毎巻読むたびに、何もスッキリしない、「読み終わったー!あー面白かった!」みたいな充実感もない、糸を手繰っていっても何もなかった、みたいな風な終わり方(ドキドキが薄い)でまじかよと思っていましたが、
最終巻もそんな感じでびっくり。
▼急なラノベ。というかネトフリっぽい。
ジャンプのご都合主義みたいな。二巻の「それが愛ですか?」とか。すごく面白くて夜中に読みながら爆笑した。
三巻の最後、思い出したように再登場した(本当は多分そんなことないのかもしれない)グァンイーファンとくっついたのも「どうした???」ってなった。まあその状況では冷静に考えれば分からなくもない。でも心がついていけないの。
▼権力、金、美貌、ヒーロー、モテ、生き残り…
三巻は作者がチェンシンになりたかったんじゃないかなと推察している。だって何でも持ってるじゃん。傍には可愛い女の子AAもいるしさ。男にも女にもモテたいんだろこのやろー!
▼ルオジー最強すぎ
作者がすきなんだろうなって。
▼ユンティエンミン可愛そうと思いきや冷静に考えると好きでやってるよね
不遇な境遇嵐でストーリーにいじめられてて超気の毒!悪趣味!きっつー!と思っていたら、後半急にイケメンになっててびっくりした。
あの女のどこが良いのか全く持ってわかんないよわたし。
▼暗黒森林?黒暗森林?
わたしは黒暗森林派。
▼ひっくるめて楽しかったけど
三体人には幸せになってほしかった…