他人の日常のことなんだけど、すんなり入っていける。興味がわく。
パーツとパーツとパーツをつなぎ合わせてまとめあげて、作り出す。
全然知らない映画の話なのに面白く思う。
「チェーン・スモーキング」というエッセイ集を読んでるんだけど、なかなか日常に寄り添っていて心地よい感じがします。私の日常とは全く違うのだけれど。
深夜特急を読んだ時にも思ったけれど、読んでいて親近感が湧くのがすごいと思う。私がたまたまそうなのか、だれが読んでもそうなのか、どうだろうね。
今この文章を書いていて思ったのだけれど、私がいつもだらだら思考を垂れ流している文章と沢木さんの文章の何が違うかといえば、内容の充実感だと思った。
まあそこんじょそこらの脳みそおこちゃま女と、プロを比較して良いかわからないけれども、
内容が充実して完成されたコンテンツになってるから人が買えるんだよなあ。(じゃないと売り物にならないし。)
人が買うって思えば、私ももっとまともなもの書けるようになるかな。